2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

節分と立春

今週のお題「節分」今年ももう節分の季節に差し掛かっている。 節分になって漸く新年に慣れる、という人も多いのではないだろうか? 節分は季節の分け目、この場合は冬と春の境界であるから、もうそろそろ暦上では立派に春という事だ。まだまだ雪は降りそう…

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人間誰しも「今日は目一杯勉強するぞ!」等と気合を入れても結局集中力はそう長続きせず、一日が終わった後になって後悔しだすものである。 (そして「明日こそ!」とか言って同じ過ちを繰り返す)よく人間の集中力が維持できるのは20分だとか1時間だとか言…

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今日は良く部活の後輩達と出会う日だった。 部活を引退したのは去年の10月初頭であるから、まだ半年どころか3ヶ月ちょっとしか経っていないはずであるのに、部活の雰囲気や部長だったころの自分のキャラクターを忘れてしまいそうになる。ただこれが人間の記…

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よく「学者はただ勉強するという事が好きな人間であり、その勉強に利益は決して求めない」という様な事を言う、特に若い人達が多くいるが、それは違うだろうと声を大にして言いたい。研究職に就く人間達は、かの柳田國男先生に代表されるように、「教養」と…

『龍蛇神 -諏訪大明神の中世的展開-』

龍蛇神: 諏訪大明神の中世的展開 (樹林舎叢書)作者: 原直正出版社/メーカー: 人間社発売日: 2012/12/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る以前なけなしの図書カードを使って購入した『龍蛇神 -諏訪大明神の中世的展…

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数日前に載せた英文(http://d.hatena.ne.jp/Lamy_trp/20130122/1358865138)の自分なりの和訳を載せます。 『我々の太古の先祖は人間と動物の間に明確な差異の概念を持っていなかった。彼らにとって生命とは全てが魂魄によって生気を与えられている物であり…

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最近の高等教育ではレジュメ発表による生徒主体のプレゼンテーション式授業が流行っているようだが、この授業形態の意味を履き違えている教師が多いような気がしてならない。教師がその発表範囲を完全に把握し、何も参照せずに講義ができるようなレベルに達…

『智慧の相者は我を見て』

"wisdom" "conception"といった抽象名詞の訳語を選択する時は、いつも迷いに迷い、文章にそぐうモノを熟考させられることになる。"wisdom"の訳語の内ジーニアス英和辞典に載っているものは 英知・知恵・分別・賢明な教え 等であるが、英知・知恵等といった言…

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以前書いた記事(『"忌む"から考える境界』)の補足を思いついたので記事に。この記事中で妖怪や神等の有象無象の住む世界と、人間が住む世界の関わりはベン図の様に考えられ、八雲紫はその交わっている部分、すなわち境界に力を置く(=人間でも妖怪でもあ…

おとぎ話という幻想の殺し方

英語の過去問に欧米の民俗学らしき文章を発見したので、復習を兼ねて抜粋。 Our early ancestors had little conception of the difference between human beings and the animal creation. To them all that had life was animated by a spirit, and the fo…

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月曜は午前中に学校が終わり、予備校もないので悠々と帰宅して昼寝までして夜も大分余裕があったにも関わらず、記事の更新を完全に忘れてしまっていた。夜中布団に入って電気を消した後で更新していなかった事に思い至り、でも今から記事を書き殴る気力もな…

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昨日の記事でいよいよ以て受験一年前である、という事に触れたが、それに因んでついでに現状での将来の、まあ有り体に言えば"夢"というモノを明文化しておこうと思う。一つ目はまあ受験合格だろう。 全てへの足がかり、というと言い過ぎな様な気がしないでも…

センター試験

全国的にセンター試験日和である。 twitterを見る限りでは、頭を抱えてる人が多いような気がしないでもないが…。今日を以て、正真正銘の「1年前」である。 だから精神を入れ替えて気張って行く、等というのは全く性に合わないが、少し位は気を引き締めても…

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資本主義の定義には非常に多くの論説があるが、その根底というか、源流にはMax Weberの物が来る、という人はやはり多いのではないかと思う。世界史の補講で『歴史から今を知る』(山川出版社)を読み始める事となった。この本では近代世界史を五段階に分割し…

雪かき

近年希に見る大雪から早くも3日がたった。校内は相変わらず溶けようとしない頑固な氷のような雪に覆われている。 グラウンドは特に酷かったが、色々な運動部の協力、朝早くから夜遅くまでの奮闘によって半分程は顔を出してきたようだ。心底有難い事である。…

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最近父親が肩が痛いと言ってうるさい。あれ程温泉に浸かっていたにも関わらずである。 老化か働き過ぎか、はたまた酒の飲み過ぎかは分からないが、典型的な五十肩であるらしい。父親は元から余り姿勢が良くは無かったようだ。 将来が怖いので、という訳では…

綺麗な字

古代人の"綺麗な字"というのはどういう文字だったのだろうか。今日で私達が言う"綺麗な字"というのはかなり明確なものである。 その理由は「活字」という国民共通の"お手本"が存在するからだろう。 自分は余り字の綺麗な方ではないが、部活時代に恐ろしく綺…

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昨日は幸い天気も良く、無事に富士を拝む事が出来たが、今日は一転し、地元の人も驚く大雪に見舞われた。河口湖には車で来ていたが、この雪中での帰宅は命に関わると判断。公共交通手段で帰ることに。 都会人の考えの甘さが身に染みる。当初は河口湖-新宿間…

河口湖

予定通り河口湖へやってきた。富士山を目の前に眺望しながら温泉という最高の贅沢を堪能。 正月の間に来れてよかった、と心底思った。 富士山といえばやはり有名なのは木花之咲耶姫であろう。 木花之咲耶姫と東方projectの関わりは非常に深い。 まず大昔に八…

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今日から今年最初の三連休である。例によって土曜日は一家全員忙しかったが、明日からは河口湖の温泉に行く事になっている。 下手をすればこれが今年最初で最後の旅行になりかねない。 明日からは季節外れの低気圧で生憎な天気だが、精一杯温泉を堪能したい…

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『人が生活し、感じ取り、経験し、人生の意味を見出していない限り、その人間に聞く価値のある話は何もない』上の文章は何か著名人の記した様な物でもなんでもない。普通の英語参考書に載っている至極平易な文章である。 参考書の例文として使用されるような…

CD購入

数枚購入。 『展覧会の絵&火の鳥』-山下和仁 山下和仁がギターソロで両曲を完全演奏するという話題作(といっても大分前ですが)。 以前から欲しかったが中々購入する機会が無かったのを意を決して購入。 『リコーダー×リコーダー~リコーダー・アンソロジー~…

学校の"式"

昨日学校で始業式があった。我が校程"茶番"な始業式は日本国内でも珍しいと思う。 自分は今まで吹奏楽部に所属していたため、通常生徒とは座る場所が違っていたが、今回部活を引退したことで通常席に座るようになり、改めてそれを実感した。まず席はばらばら…

鬼と白蓮

伊吹萃香と聖白蓮。中々見かけ無い組み合わせではないだろうか?持ち出しておいてアレだが両者の関係は史実・民俗学上ではかなり険悪だと考えられる。 それというのも伊吹萃香、乃ち酒呑童子は伊吹弥三郎を父として生まれた後、まず比叡山に住み着く。 しか…

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ポケモン徹底攻略様にメブキジカの育成論を投稿しました。 http://bw.yakkun.com/theory/n3607 今日は紀伊国屋で三時間程居座って立ち読みした結果、色々面白い事を考えたのですが、育成論を書いてたら考えをまとめる時間がありませんでした。後日書きます。

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今日久々にトランペットを触った。 恐らく2ヶ月ぶり程であろうか、もうマウスピースの感触すら思い出せないぐらい吹いていなかった。たまたま昼間予備校に行く前に何をするでもない暇な時間が出来たため、埃を被りつつあったケースの蓋を開けたのだ。吹こう…

助動詞「る」

古典文法の助動詞には「る」と「す」という物がある。 「る」の基本の意味は受身・可能・自発・尊敬、 「す」の基本に意味は使役・尊敬である。この二つの助動詞の共通点はどちらも主語が動作の主体ではないという事である。又これらの語の成り立ちは 「流る…

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今日新書サイズだと思って持っていった本が実はB6サイズで、カバンに入っていたブックカバーとサイズが合わずに困ってしまった。このミスをするのは3〜4度目になるが、その度に新書版とB6版と四六版を区別する必要があるのかと思ってしまう。正直一つにま…

御節料理

おせち料理は本来五節句の日にのみ食べられる特別な料理であったらしい。 それが、五節句の中でも一番重要な節句である人日の節句に食べる料理の名前に変化していったらしい。人日の節句は1月7日であるから、昔の人は大晦日までにおせち料理を作り、元日か…

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今日から母親が仙台の実家へ帰った。母親は映画嫌いなので普段家で映画を見ることは殆ど無いのだが、この機会に色々見ておこうじゃないかという事になり(父親と姉は大の映画好き)、手始めにマトリックスを見ることに。最後にこの映画を見たのはいつだった…