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以前書いた記事(『"忌む"から考える境界』)の補足を思いついたので記事に。

この記事中で妖怪や神等の有象無象の住む世界と、人間が住む世界の関わりはベン図の様に考えられ、八雲紫はその交わっている部分、すなわち境界に力を置く(=人間でも妖怪でもあり、またどちらでもない)、とした。

この考え方で行くと「幻想郷」とはベン図の有象無象側が、人間側と交わっている部分ごと削り取って独立した物だと考えられる。
その状態で人間側の世界とは触れるか触れないかぐらいの位置を保っているのが幻想郷ではないだろうか。

大したことではないし分かりにくいが、ふっと思いついたので…。