学校の"式"

昨日学校で始業式があった。

我が校程"茶番"な始業式は日本国内でも珍しいと思う。
自分は今まで吹奏楽部に所属していたため、通常生徒とは座る場所が違っていたが、今回部活を引退したことで通常席に座るようになり、改めてそれを実感した。

まず席はばらばらである。学年・クラス毎に別れる等という事は全くない。

次に教師は殆ど参加しない。理由は単純、かったるいからである(勿論同様に参加しない生徒も多い。出席も終了後に取るので尚更)。

初めに全員起立で校歌斉唱をするが、これは当然ぐだぐだである。

在校生の新年挨拶であるが、登場した瞬間大爆笑である。挨拶も内容はともかくとして、語りが完全に話し言葉である。場内に笑いが絶えない。

校長の話ではそれなりに静かになるが、その後の在校生の表彰や留学生の挨拶は同じく大爆笑だ。

極めつけは最後の「何か連絡のある生徒がいたら前へどうぞ」である。事前のアポは何も必要ない。これは酷い。

退場も入場と同様に適当且つばらばらだ。そもそも統率する教師がいないのだから当たり前であるが…。


しかしこれだけの"茶番"であっても誰も逸脱した行為はしないし、話を聞いた上でそれぞれがきちんと思考をしている。

堅苦しい形だけの式の必要性を改めて考えたい。


ちなみに我が校の全校集会は始業式と入学式・卒業式だけであるので悪しからず…。