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最近色々な場所・状況で、日本の「文系と理系」の区分が問題視されてきている。専門職や研究職なら兎も角、公務員やサラリーマンは当然として、ましてや政治家の様な職業を務めるのならば、文系・理系のどちらかに偏った知識だけでは全く不十分である。例えば原発について議論するのにも、原子力に対する最低限の知識が無ければ、議論になど成りえない、という事だ。また、特に文系脳・理系脳という区分の仕方はよくないものである。もしどちらかに偏ってしまったりすると、というか、現在の大半の日本人は偏ってしまっているのだが、例えば理系の人間が政治家となった時にとんでもない事をしでかしたりする。それこそ、鳩山由紀夫有馬朗人の様にだ。このままでは海外の優秀な人間に差をつけられてしまう、と言われているが、正直学生の立場からしたらどうしようもない事である。せめて常識レベルにと、本を読みぐらいの事しかできない。いずれは変えていかなければならない日本の仕組みの一つなのだろう。