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「医者の言うことを甘く見たらいけない。」とは今日の世界史講師の弁である。何でも、二十代の頃に「これは今のうちに見ておかないと二十年後やばいねぇ。」と言われたのを、まあ大丈夫だろと放置していたら、予言通り四十代になって、リアルに命の危機に陥っているそうだ。▼笑い事ではないし、そのせいで日曜日に補講を4時間も入れられる結果となったのだから、こちらとしてもたまったものじゃあない。別に今何かしらの持病が有る訳では全く無いが、この手の話を聞くと無性に身震いする。▼どんなにその時は健康であっても、またどんなに金がなくても、医者に言われたら素直に聞いた方が良いという結論に至った。現在だけなら兎も角、未来まで天秤にかけられたらその重さは一目瞭然だ。健康を気にする余裕の無い現代人にとってはますます、医者の言う事は絶対なのだ。