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東方projectと電子書籍は決して相容れないもの同士である事は言うまでもない。東方好きにとって電子書籍は、明らかに面白味を削いでしまう物ではないだろうか？▼確かに電子書籍というのは非常に便利なもので、身の回りにも愛用している人は多い。特にkindleはデザインも良いし、Eインク式の液晶画面は紙で読むのと遜色ないレベルにまで達している。初めて見た時は心惹かれたものだ。しかし、やはり本というものは、集める事自体に大きな魅力があるのではないだろうか。特に「東方好きならば収集癖を持たずにどうする！」と主張しておきたい。そして集めすぎて管理が効かなくなり、どこへ行ったか分からなくなるまでが、東方好きにとっては"お楽しみ"なのである。▼最近父親が、大山と化していた書庫の掃除をしていた時に、箱一個分丸ごとどこにいった分からない、と嘆いていたのを思い出す。今頃幻想入りを果たして、父親の趣味の謎のSF小説が誰かに読まれているのかもしれない、と想像するのも一興ではないだろうか？