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今年も残す事数時間となった。

恐らく大半の日本人が一年に一度の参詣となるであろう初詣だが、寺に行っても神社に行っても大して変わらないという考えが一般的であると思う。

まあ確かに変わらないし、寺の方が鐘が聞けてお得と思われるかも知れない。
しかし実際仏教はたった一回の参詣で煩悩が消え去るほど甘い宗教ではないのだ。
本来は厳しい修行を乗り越えて末にようやく煩悩を払う事ができる。しかも最終目標は煩悩を払う事ではない、というのだから大変な宗教である。

それに対し神道は、一回の参詣で十分にご利益が得られるという適当かつ日本人に最適な宗教なのである（日本で生まれたのだから当たり前だが）。

初詣は神社に行くことを是非お勧めしたい。