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今日から一泊二日の京都旅行へ。出発。早朝に東京駅に着き、東海新幹線で京都へと向かう。時間は2時間弱程度でもっと時間がかかると思っていたが、予想外にあっさり着いた。十数年後にはそれこそ53分で行き来できる様になりそうだ。▼東海新幹線に乗ると多くの平野、河川そして山地を横断する事になる訳だが、それらを高速で駆け抜けるからこそ感じられるものがある様に思える。それは「境界」である。▼平野と平野の境界である河川や、平野とさんちの境界の稜線がまじまじと感じられるのだ。平野が終わると急に林になり、異様な雰囲気が現れるとともにどんどん高度が上がっていく。成る程、確かにこれでは山という異世界への畏怖、さらにはその入口たる境界への畏怖というものが古代から存在していても全くおかしくはないと、そう感じさせるだけのモノがあった。