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前期国立大学合格発表が終わった。安堵のため息と共にインターネットを再開したり、下宿先を探したりする幸福な人もいれば、新しい受験票を手に、必死に後期対策をする人もいるのだろう。▼ネットを通じて色んな知人の結果が入ってくるが、知り合いに限れば大体良い結果を迎えたようだ。そして同時に「次はお前らだな!」と肩を叩かれてしまう訳だ。高校3年生が気を緩めるのに感化されて次代が気を緩める訳にはいかないのだ。果たしてこのモチベーションが何時まで維持されるかは疑問だが…。▼勉強のやる気はあっても、何しろ黄砂と花粉が酷い。外出できず、図書館や学校で勉強出来ない上に、家にいても鼻水と目のかゆみどんどんやる気が削がれていく。近隣では梅の花が綺麗に開花したが、目をやる余裕は全くない。何時から春という季節は、これ程の苦難の季節へと変わってしまったのだろうか。