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この日記を書き始めてからそろそろ100日が経過するが、日記というものには、実際に書いてみないと中々気付く事の出来ないささやかな恩恵が多数有ると感じる様になってきた。▼その一つとしては「記憶の定着」ではないだろうか。記事を書く時にはあらかじめ書きたい事が決まっている場合と、うんうん頭を悩ませて何とか400字程をひねり出す場合とがあるが、両者の場合とも記事として書いた内容は中々忘れないものである。会話中や読書中にその内容に関連するものが出てきた時、「そういえばあの時記事に書いたな…」と思い浮かぶのだ。▼日記は所謂思考メモとしての側面もあるのだなと思う。大事な事があったら内容を自分なりにまとめて記事にしておけば後から遡れるし、日々の生活で何となく思い浮かんだ事でも、どこかにメモしておき、帰ってからその内容を400字にまで発展させれば、そこそこの意味があるもの、そして丁度いい暇つぶしに成り得るのだ。